★このブログの著者「空」について★
高校生の時に1年間留学 ▶ アメリカの高校を卒業
アメリカ西海岸の会社で3年勤務、元夫の駐在で香港に3年滞在。
TOEIC870点、英検準1級を取得。
英語のブログを始めるにあたり、一体どういう内容にしようかと悩みました。考えた末、
- 英語をやり直したいと思っている方々
- 中学生で英語を学び始めた方々
に向けて、英語の基礎をわかりやすく発信しようと考えました。
中学で習得する英語は、とても大切な基礎の部分です。先ずは中学英語を学びましょう。
英語の文は、<主語 + 動詞>が基本だ。
- S = subject 主語
- V = verb 動詞
- O = object 目的語
- C = comlement 補語
一般動詞の場合には、
- 主語 + 動詞 だけの SV の文型(第1文型)
- 主語 + 動詞 + 目的語 の SVO の文型(第3文型)
このふたつが基本なんだ。
上のふたつの文型を含め、5つの文型がある。それぞれを学んでいこう!
5つの文型
SV の文型、SVO の文型を含めて、以下の5種類あります。

SVC(第2文型) become, look, feel などの文型
SVC(第2文型) の文型は
「~である」「~になる」「~にみえる」などだよ。
<第2文型の見分け方>
- be動詞の文である
- S=Cの関係が成り立つ
- Vのあとに形容詞あるいは名詞がくる
第3文型 be 動詞・become
She is Mary.(彼女はメアリーです)などの文の be 動詞の文では、主語の She と Mary がイコールの関係になります。
ここで主語とイコールの関係になる語句は補語というんだ。
C (comlement)で表すよ。
be 動詞、become は、どちらもSVCの文型なんだ。

look <look + 形容詞>
<look + 形容詞> は「~に見える」という意味を表し、SVC の文型です。
<look + 形容詞>
● You look happy today.
▶ 今日は、あなたは幸せそうに見えます。
※ You = happy
● This cake looks delicious.
▶ このケーキはおいしそうに見えます。
※ This cake = delicious

get <get + 形容詞>
get は「~を手にいれる」という意味です。
<get + 形容詞>の形で become と同じように「~になる」という意味を表すときに使います。
天候や体調の変化を表すときによく使うよ。
● The sky is getting dark.
▶ 空が暗くなってきています。
● You will get well soon.
▶ あなたはすぐによくなるでしょう。
そのほかの SVC の文
SVC の文型をつくる動詞には、ほかにも次のようなものがあるよ。
★ feel(感じる)★
● I feel sick today.
▶ 今日は気分が悪い。
★ sound(聞こえる)★
● That sounds interesting.
▶ それはおもしろそうですね。
★ taste(味がする)★
● This apple tastes good.
▶ このりんごはおいしいです。

★ smell(においがする)★
● This flower smells good.
▶ この花はいいにおいがします。
★ keep(ずっと~です)★
● I kept still for a while.
▶ 私はしばらくじっとしていました。
第3文型でよく使う動詞:
be動詞全般、become(~になる), look(~のように見える), sound(~に聞こえる), seem(~のように見える), get(~になる), make(~になる), taste(~の味がする), feel(~に感じられる), smell(~の匂いがする)
SVOO(第4文型)give, show などの文型
give や show などの動詞は<~に…を>の順に目的語を2つとる。
SVOO の文型(第4文型)だよ。
give <give + ~に…を>

「~に」→「…を」あげるとなり、どちらも give の目的語です。
give のつくる文型は SVOO の文型(第4文型)と呼ばれます。
give のあとの2つの目的語の順番には決まりがあり、「~に」→「…を」の語順になります。
× I gave a present her. とは言いません。
<第4文型の見分け方>
- Vが他動詞である
- 動詞のあとに名詞が2つくる
- その2つの名詞がイコールの関係ではない
show <show + ~に…を>
動詞 show も SVOO の文型で、<show + ~に…を>の語順で「~に…を見せる」という意味になります。
● Please show me your cat.
▶ あなたのネコを見せてください。

tell <tell + ~に…を>
動詞 tell も SVOO の文型で、<tell + ~に…を>の語順で「~に…を伝える・教える」という意味になる。
● He told me his name.
▶ 彼は私に名前を教えてくれました。
● She told me an interesting story.
▶ 彼女は私におもしろい話を教えてくれました。
そのほかの SVOO の文
SVOO の文型をつくる動詞には次のようなものがあるよ。
★ teach(教える)★
● He teaches us English.
▶ 彼は私たちに英語を教えます。

★ send(送る)★
● I will send you a present.
▶ 私はあなたにプレゼントを送ります。

★ lend(貸す)★
● Can you lend me a pen?
▶ ペンを貸してくれますか。
★ make(作る)★
● She made me a nice dinner.
▶ 彼女は私にすてきな夕食を作ってくれました。
★ ask(たずねる)★
● Can I ask you some questions?
▶ あなたにいくつか質問をしてもいいですか。
第4文型で使われる動詞:
give (与える), tell (伝える), buy (買う), teach (教える), cook (料理する), send (送る) など
<give ~ to …> <give ~ for …> の文
SVOC の文は、to または for を使って、語順を変えて同じ内容を表すことができます。
to を使うか for を使うかは、動詞によって決まっています。

to を使う動詞 <SVO + to …>
★ to を使う動詞 <SVO + to …>★
- give(与える)
- teach(教える)
- show(見せる)
- tell(話す)
- send(送る)
- lend(貸す)
- pass(手渡す)
to を使う動詞 <SVO + to …> の例文
● She teaches us biology.
● She teaches biology to us.
▶ 彼女は私たちに生物を教えます。
● I sent her a letter.
● I sent a letter to her.
▶ 私は彼女に手紙を送りました。

for を使う動詞 <SVO + for …>
for を使う文の意味は、…のために~してあげるという意味になります。
★ for を使う動詞 <SVO + for …>★
- make(作る)
- buy(買う)
- cook(料理する)
- find(見つける)
- get(手に入れる)
for を使う動詞 <SVO + for …> の例文
● She made me some cookies.
● She made some cookies for me.
▶ 彼女は私のためにクッキーを作ってくれました。

tell/show me that ~ などの文型
SVOO の後ろの目的語(「~を」にあたる部分」)に
- 接続詞 that の節
- 疑問詞
- 疑問詞 + to
がくることがある。
tell/show me that ~
SVOO の後ろの目的語に接続詞 thatの節がくる例です。
接続詞 that の後に<主語 + 動詞 …>がきて「~ということ」という意味を表します。
なお、この that は省略されることが多いです。


tell/show me how ~
SVOO の後ろの目的語(「~を」にあたる部分」)に、
疑問詞で始まる節や
<疑問詞 + to ~>がくる例です。

SVOC(第5文型)call, make などの文型
SVOC(第5文型)の文型。
call A B で「A を B と呼ぶ」
make A B で「A を B にする」
という意味になるよ。
詳しくみていこう。
call, name

上の文章で、her は call の目的語で Karen は補語です。
O = C の関係が成り立ちます。
動詞 name(名前をつける)も SVOC の文型を作る動詞です。
name A B で「A を B と名づける」という意味になります。
● He named the cat Tama.
▶ 彼はそのネコをタマと名づけました。

make など

● her smile always makes me happy.
▶ 彼女の笑顔はいつも私を幸せにします。

● We must keep the classroom clean.
▶ 私たちは教室をきれいに保たなくてはなりません。
● You’ll find the TV program interesting.
▶ あなたはそのテレビ番組が興味深いとわかるでしょう。
● Don’t leave the door open.
▶ ドアを開けっぱなしにしておいてはいけません。
