文法

<英語 基礎から復習> 接続詞(単語や文をつなぐ言葉)の意味と使い方

このブログの著者「空」について★

高校生の時に1年間留学 ▶ アメリカの高校を卒業

アメリカ西海岸の会社で3年勤務、元夫の駐在で香港に3年滞在

TOEIC870点、英検準1級を取得。

英語のブログを始めるにあたり、一体どういう内容にしようかと悩みました。考えた末、

  • 英語をやり直したいと思っている方々
  • 中学生で英語を学び始めた方々

に向けて、英語の基礎をわかりやすく発信しようと考えました。

中学で習得する英語は、とても大切な基礎の部分です。先ずは中学英語を学びましょう。

Sora

さて、今回は接続詞についての学びだよ。

接続詞は and とか but のような、単語や文をつなぐ言葉のことなんだ。

  1. and, but, or, so
  2. 接続詞としての that
  3. 接続詞としての when, shile など
  4. because, as if
  5. so … that ~ / as soon as ~

上にあげたような、いろいろな接続詞の使い方を覚えて、複雑な内容でも英語で上手に伝えられるようになろう。

接続詞 and, but, or, so

Nana

さあ、まず最初に接続詞 and について学びましょうね。

and の意味と使い方

A and B で「A と B」の意味になります。and を使って2つ以上の名詞をつなげたものは複数形としてあつかいます。

● I have a dog and a cat.

▶ 私は犬と猫を飼っています。

My sister and I study English.

▶ 私と姉は英語を勉強します。

→ My sister and I で複数です。

but「そして」の意味で、主語+動詞の文どうしをつなぐことができます。

同じ主語は繰り返さずに省略することがあります。

● He got up and (he) brushed his teeth.

▶ 彼は起きて歯をみがきました。

→ 同じ主語、ここでは and 後の he は繰り返さずに省略されています。

<命令文, and~> の形で「~しなさい、そうすれば~になります」という意味になります。

「そうすれば~になります」は常にポジティブな内容になります

Hurry up, and you will be in time for your class.

▶ 急げば授業に間に合うでしょう。

Finish your homework, and you will go out.

▶ 宿題を終わらせれば外にいけるでしょう。

Nana

❹ は私が説明するわね。

both A and B「A と B 両方」という意味を表すのよ。

● He speaks both Japanese and English.

▶ 彼は日本語と英語の両方を話します。

but の意味と使い方

Nana

but「しかし」の意味の接続詞なのよ。

● I like cats, but my sister doesn’t.

▶ 私は猫が好きですが、姉は好きではありません。

not A but B 「AではなくてB」

● I study not English but Japanese.

▶ 私は英語ではなく日本語を勉強しています。

● He is not a teacher but a doctor.

▶ 彼は教師ではなく医師です。

not only A but (also) B 「A だけでなく B も」

● He speaks not only English but (also) French.

▶ 彼は英語だけではなくフランス語も話します。

or の意味と使い方

Nana

A or B 「A または B」の意味なの。

ふたつのうちの「どちらか」というときに使うのよ。

● Do you like dogs or cats?

▶ あなたは犬が好きですか、それとも猫が好きですか。

<命令文, or ….> 「~しなさい、そうしないと…」

<命令文, and …> の場合、and のあとは前向きな内容になりますが、<命令文, or ….>では、or のあとは否定的な内容になります。

Hurry up, or you’ll miss the bus.

▶ 急ぎなさい、そうしないとバスに乗り遅れますよ。

否定文で使われる or 「… も … も ~ない」

or を否定文で使うと 「… も … も ~ない」という意味になります。

● I don’t like soccer or baseball.

▶ 私はサッカーも野球も好きではありません。

so の意味と使い方

Nana

so「それで」「だから」の意味で、文と文を結ぶ働きをするのよ。

接続詞 that

Nana

接続詞の that は、「~ということ」という意味なのよ。

直前の動詞の内容を説明したり補足したりする役割あるの。

接続詞 that の働き

that は、I thinkI know などに、ほかの<主語 + 動詞> をつなげて think や know などの目的語にする役割をします。

<that>

I think that he can play baseball well.

▶ 彼は野球がじょうずだと思います。

The weather report said that it was going to rain.

▶ 天気予報では、雨が降ると言っていた。

★主節と従属節★

文の中の(主語 + 動詞 ~)のことをといいます。

文のメインの節を主節いい、そのメインの節(主節)に対して、それに従うサブの節を従属節といいます。接続詞 that が導く節は従属節です。

接続詞の that の省略

接続詞の that はよく省略されます。

● I think (that) he can swim well.

▶ 私は彼はじょうずに泳げると思います。

接続詞 that の前でよく使われる動詞

接続詞 that は、次の動詞のあとでよく使われています。

● think(~と思う)

● know(~と知っている)

● hope(~と願う)

● say(~と言う)

● hear(~と聞いている)

● believe(~と信じている)

● I know (that) she is kind.

▶ 私は彼女が親切だと知っています。

● I hope (that) you will succeed.

▶ あなたが成功することを望みます。

be 動詞 + 形容詞 + that

Nana

下のような<be 動詞 + 形容詞> のあとにも that節が続くわ。

● be happy (glad)

▶ ~ということがうれしい

● be afraid

▶ ~を恐れる、残念ながら~

● be sorry

▶ ~を残念に思う

● be sure

▶ きっと~だと思う

● I’m glad (that) I can play tennis with you.

▶ 私はあなたとテニスをすることができてうれしいです。

●I’m sure (that) he is good at math.

▶ 彼は数学が得意なはずです。

時制の一致

I know that ~. などの主節の動詞が過去形になると、that 以下の動詞(助動詞)も過去形になります。

これを時制の一致といいます。

I know that he is a doctor.

▶ 主節の know が現在形なので、that あとの is も現在形です。

I knew that he was a doctor.

▶ 主節の knew が過去形なので、that あとの was も過去形です。

接続詞 when, while など

接続詞 when の働き

接続詞の when は、疑問詞の when「いつ〜?」とは違い、文と文を繋ぐ役目をもつ接続詞としてのwhenです。

when は <A when B.> の形で「B のとき A」という意味を表します。when のあとには<主語 + 動詞 ~>を続けます。

<A when B.>

● He was sleeping when I called him.

▶ 私が彼に電話をしたとき、彼は眠っていました。

<When B, A.>のように、when の節が先にくる場合もあります。

<When B, A.>

When I called him, he was sleeping.

▶ 私が彼に電話をしたとき、彼は眠っていました。

<when>

● I was tiny when I was a child.

▶ 私は子供の頃、とても小さかったです。

When his mother came into his room, he was studying.

▶ 彼のお母さんが部屋に入ってきたとき、彼は勉強をしていた。

接続詞 while の働き

Nana

次は、接続詞 while についてね。

while は「~する間に」という意味なの。

while のあとには<主語 + 動詞>を続けるのは whenと同じ。

while の節も、主節のあとにも前にもくることができるのも whenのときと同じよ。

<while>

● I went shopping while my husband was sleeping.

▶ 私は、夫が眠っている間に買い物に行きました。

While you are out, Mike came to see you.

あなたが出かけている間に、マイクがあなたに会いにきました。

before, after

before, after は、前置詞と使われるが、「~する前に」「~したあとで」の意味の接続詞として、あとに<主語 + 動詞>を続けることができます。

<before>

● Take a bath before you go to bed.

▶ 寝る前にお風呂に入りなさい。

<after>

● I went to bed after I took a bath.

▶ 私はお風呂に入った後に寝ました。

since, until

Nana

since「~してからずっと」の意味で、現在完了形で使われることが多いのよ。

until 「~するまでずっと」を表すの。

<since>

● I have lived in Osaka since I came to Japan.

▶ 私は日本に来て以来、大阪に住んでいます。

<until>

● He waited until she came.

▶ 彼は彼女が来るまで待ちました。

時や条件を表す場合の時制

「~のときに」を表す接続詞 when や、「もし~ならば」を表す接続詞 if の節の中では、未来のことであっても現在形を使います。

Nana

未来のことであっても現在形を使うのは、時・条件を表す副詞節の中だけなのよ。

<if>

● We will play baseball if it is sunny tomorrow.

▶ 明日晴れれば、私たちは野球をするつもりです。

× We will play baseball if it will be sunny tomorrow.

whenif のほかに、接続詞の beforeafter, until の節の中でも同様に現在形を使います。

<until>

● She can’t go out until she finishes the work.

▶ 彼女は仕事が終わるまでは外出できません。

× She can’t go out until she will finish the work.

because, as, if

Nana

because, as, if は、理由や条件を表す接続詞よ。

because の意味と用法

because「なぜなら~なので」「~だから」という意味で、理由を表します

because の節は、文の後半にくるのが基本です。

<because>

● We stopped playing baseball because it began to rain.

▶ 雨が降り始めたので、私たちは野球をやめました。

as の意味と用法

Nana

as「~するように」「~のとおりに」などの意味を表すの。

<as>

● He studied English as he was told.

▶ 彼は言われたように英語の勉強をしました。

● Put it back as it was.

▶ もとにあったとおりにそれを戻しなさい。

if の意味と用法

if「もし~ならば」という意味で条件を表す接続詞です。

● Let’s go to the zoo if you are free.

▶ もしあなたが暇なら、動物園に行きましょう。

● I’ll go if you go.

▶ あなたが行くなら、私も行きます。

so … that ~, as soon as ~

Nana

so … that ~ 「とても…なので~」

as soon as ~「~するとすぐに」という意味よ。

so … that ~

<so + 形容詞(副詞)+ that>の形で「とても…なので~」という意味になります。

くだけた言い方の場合には that が省略されることもあります。

● He is so kind (that) everybody likes him.

▶ 彼はとても親切なので、みな彼が好きです。

● She was so tired (that) she went to bed early.

▶ 彼女はとても疲れたので早く寝ました。

<so … that 〇〇 can’t ~>の形で「とても…なので 〇〇 は ~できない」という意味になります。

● He walks so fast (that) I can’t follow him.

▶ 彼はとても早く歩くので、追いつけません。

as soon as ~

as soon as ~「~するとすぐに」「~したとたんに」という意味を表します。

as のあとは時を表す副詞節なので、未来のことであっても現在形を使います

● I’ll let you know as soon as anything happens.

▶ 何かあったらすぐにお知らせします。

● I’ll call you as soon as he gets back.

▶ 彼が帰ってきたらすぐに電話します。

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