★このブログの著者「空」について★
高校生の時に1年間留学 ▶ アメリカの高校を卒業
アメリカ西海岸の会社で3年勤務、元夫の駐在で香港に3年滞在。
TOEIC870点、英検準1級を取得。
英語のブログを始めるにあたり、一体どういう内容にしようかと悩みました。考えた末、
- 英語をやり直したいと思っている方々
- 中学生で英語を学び始めた方々
に向けて、英語の基礎をわかりやすく発信しようと考えました。
というのも、中学で習得する英語はとても大切な基礎の部分です。先ずは中学英語を学びましょう。
英会話も基本の中学英語を理解していれば大丈夫!
今回は、英語で「すべての」という意味の単語の使い分けを学んでいこう。
other と another の使い分けについても学習するよ。
「すべての」の使い分け

all 「すべての」
all は「すべての~」という意味の形容詞です。
数えられる名詞(可算名詞)にも、数えられない名詞(不可算名詞)にも使います。数えられる名詞(可算名詞)の後にくる場合には、名詞は複数形です。
全体を1つのまとまりとしてさすイメージです。
● He spent all the money.
▶ 彼はそのお金をすべて使った。

● I read all the books here.
▶ 私はここにある本をすべて読みました。
every 「どの~も」
every は「どの~も」という意味です。つづく名詞は単数形にします。
every は3つ以上の人や物事のときに使います。
all に対して、every は全体を別々のものの集まりとしてとらえ「どれもこれも」というときに使います。
● She has read every book on the shelf.
▶ 彼女は棚の本をすべて読んでしまった。
● We play tennis every Sunday.
▶ 私たちは毎週日曜日にテニスをします。

each 「それぞれ」
each は「それぞれ」という意味です。
each のあとにくる名詞は単数形にします。2つ以上あるものの中で、1つ1つを指しているというイメージだからです。
● Each child must be attended by a parent.
▶ それぞれの子供に親が付き添わなければなりません。

● I have a present for each of you.
▶ あなたたちひとりひとりに私からプレゼントがあります。
other, another の使い分け

other 「ほかのもの、ほかの人」
otherは基本的には代名詞の用法では「ほかのもの、ほかの人」という意味になります。
あるものが2つある場合、「残りのもう1つ」というとき、残りの1つはおのずと特定されるので the other となります。
● I have two dogs. One is white and the other is black.
▶ 私は犬を2匹飼っています。1匹は白でもう1匹は黒です。

● She has two sisters. One is a teacher and the other is a doctor.
▶ 彼女には姉妹が2人います。ひとりは教師で、もうひとりは医師です。
another 「ほかの(1つのもの)」
another は「an other」です。
それまでに話していた1つに対して「不特定の別の別の1つ」の意味で使われます。
● I ate an apple. I want another one.
▶ 私はりんごをひとつ食べました。もう1つ欲しいです。

the others
the othersは「(特定される)残りのもの全て(複数)」という意味で使われます。
● There was a box of cream puffs. John ate two of them, and Paul ate the others.
▶ シュークリームが1箱ありました。ジョンが2個食べて、ポールが残りを全部食べました。
● I like this book better than the others.
▶ 私は他の(全部の)本よりもこの本の方が好きです。

others
others は theをつけなければ、特定する意味がなくなるので、「ほかの複数のいくつか」の意味で使われます。
● Some people like rock, and others like jazz.
▶ ロックが好きな人もいれば、ジャズが好きな人もいる。